第一志望校合格を最後の最後で助けてくれるのは実は〇〇!?
こんにちは!
りょうです!
突然ですが質問です。
あなたのお子さんの学校の成績は
良いですか?悪いですか?
私の塾ではこんな女子生徒がいました。
彼女は、
都立の難関校のひとつである
都立 立川高校
が第一志望でした。
しかし彼女は
体が弱く
体調を崩しやすいタイプでした。
そのため、
予定していた勉強も
うまく進まず
成績は一進一退を繰り返し
結果的に偏差値を
大きく伸ばすことができませんでした。
その上、不運なことに
立川高校の倍率がその年は
例年よりも高かったのです!
しかし、
それにも関わらず、
彼女は
難関校である
都立 立川高校に
合格することができたのです。
なぜだと思いますか?
彼女のこの「合格」には
ある決定的なポイントがありました。
それは
調査書点
です。
調査書とは
中学校の成績
ということですね。
つまり、彼女は
日ごろから最低でも
学校の成績
だけには細心の注意を払い
定期テストや提出物などを
ほぼ完璧にこなしていたのです。
その結果、
入試当日点はボロボロでしたが
難関校に第一志望合格を修めてしまったのです。
後からわかりましたが、
やはり彼女の入試当日点はすべて
平均点以下でした。
しかし、そんな差も
学校の成績でカバーでき、
第一志望に合格してしまったのです!
ここから見てもわかるとおり、
お子さんの第一志望校合格を
最後の最後で助けてくれるのは
調査書
つまり、
学校の成績なのです!
では学校の成績が悪かったら
もうどうしようもないのか
いいえ、そのようなことはまったくありません
むしろ、成績が悪いということは
成績を上げやすい
ということになります。
「???」
こう思いますよね。
しかし、
これは本当のことです。
なぜなら中学三年生になると
学校の先生は
お子さんの成績が少しでも良くなると
調査書の内容を
大きく改善してくれるのです!
これはもちろん
一般的には公開されていない事実なので
私の塾でもあまり大きな声で言ってはきませんでした。
しかし、
実際に知り合いの中学校教師から、
これを聞いたときには
私も非常に驚きました。
とにかく、
あなたのお子さんが現状成績が悪い
ということでしたら
それはまさしく
大きなチャンスです!
今すぐ学校の成績を上げてあげましょう。
「そんなことを言われても...」
という感じですよね。
しかし、
お子さんの学校の成績を上げるために
最も簡単な方法があります!
それは、
平常点を上げるということ、
言い換えるならば
「先生に好かれるようにする」
ということなのです。
ちょっと
汚いことのように聞こえるかもしれませんが
実際にどこの進学塾でも、
学校の成績を中三から上げる最終手段として
使われている手なのです。
まず、前提として、
ここで、衝撃的な事実を伝えます。
通知表を見ると、
「関心・意欲・態度」
という観点があるかと思います。
ここがいわゆる平常点と言われる部分です。
ノートの点数、授業態度、発言の回数などで
決まります。
で、この部分なのですが、
50%以上は
先生からの好かれ具合で決まってしまします。
というのも、
このあたりはテストではないので、
全て先生の直感で点数化されます。
同じノートの質だったとしても、
ある子はA評価、
ある子はB評価が付くことも多いのです。
その違いは何かというと、
先生からの好かれ具合なのです!!!
先生も人間です。
いつも協力してくれる子には、
おのずと甘い評価
をつけてしまいます。
いつも悪口ばかり言う子には、
おのずと厳しい評価をつけてしまいます。
ですので、
先生から好かれる
という意識をもつことで、
成績を簡単に上げることができるのです。
ということです。
一番大切なのは子供の評価なのですが、
実は親の評価も多少なりとも関係してきます。
例えば
毎回苦情の電話ばかりする親がいたとき、
先生はどうしても
その子に対する評価が下がります。
世間で悪いことをした人がいたとき、
その両親も叩かれるのと同じ原理です。
もちろん
間違っていることはきちんと伝えればいいのですが、
そのときに感情的に伝えてしまうと、
先生から悪い印象をもたれてしまいます。
そしてそれは子どもの評価に繋がってしまいます。
ですので、
何か学校に伝えるときは、
冷静な態度で伝えるようにしましょう。
続いて、実際に何をすれば
平常点が上がっていくのか
という点について
お話していきますね。
まず、ノートですが
ノートはとにかく
字の綺麗さと、
色を使っているかどうか
で点数が決まります。
この2点を意識すれば
点数は上がります。
ただ、ここでさらに
ノートの評価を上げるための秘訣
に関して一つお教えします。
それは、
ノートの最後にちょっとした先生への
メッセージを書いてみてください。
「先生、今回のテストはいつも以上に頑張るので、
見ていてくださいね!!」
という感じです。
「先生、成績を上げてください!」
と書くのではなく、
「先生、私頑張りますよ!」
というメッセージを書きます。
これを書くことによって、
先生はお子さんのことを思い出します。
先生は100%の確率で
よい印象の出来事を思い出します!
たった1行加えるだけで、
ノート点が20%くらいアップすると思ってください
そしてもう一点です。
それは
ノートには写真を貼ったり、
図を描いたりさせてください。
これには二つのメリットがあります。
①ノート点がアップする
あまりノートを工夫しすぎるのは時間の無駄にもなるのですが、
もし、もうワンランク上のノート点をとりたいのであれば、
ノートに写真を貼ったり、図を書いたりしてみましょう。
これだけでさらに見やすくなって
点数アップに繋がります!
②イメージで覚える効果がある
人間が物事を暗記するとき、
文章で暗記することに加え、
写真や図などのイメージで
暗記をするとさらに早く覚えられます。
ノートに写真を貼ったり、図を描いたりすることで、
より頭に入りやすくなるというメリットもあるんです!
続きまして、
授業態度をアップさせるコツ
についてです。
授業態度の9割以上は、
先生からの好かれ具合です。
ですので、
先生から好かれることができれば、
おのずと点数アップします!
一つのコツとして、
「間違えてもいいから積極的に発言する」
という行動が大切です。
積極的に発言することで、
先生は、
「この子は俺の授業が楽しいんだな」
と感じます。
すると先生からの評価がアップして、
授業態度点もアップします。
絶対にやってはいけないのは、
適当に発言することです。
こういった発言をすると、
「こいつは俺の授業を邪魔するのが好きなんだな」
という悪い評価を受けてしまいます。
これはマイナスです!!
ぜひ、
お子さんには
「一日最低一回」は
先生に質問させるようお伝えください!
今、このようなことを
考えなかったですか?
「うちの子が授業中に質問なんてできるの、、、?」
そのようなご心配を
持たれるのでしたら
もう少しハードルを下げてあげることもできます。
それは、
「授業以外の時間に先生に
授業の内容について質問しに行く」
ということです。
これを行わせるだけでも
先生に
「自分の授業を
しっかり聞いていてくれたんだな」
と思わせることができます!
これだけでも
平常点をしっかり上げる要素になります。
もしあなたのお子さんが
内気な性格なのでしたら、
ぜひ、この方法だけでも実践させてあげてくださいね!
ここまで
「平常点を上げる秘訣」
に関してお話してきました。
そしてここまで読み終えましたら、
あなたはこれから毎日、
お子さんが学校から帰ってきたら、
「お子さんのノートを見る」
ということを実践してください。
そしてノートを見たら、
まずは必ず褒めてあげてください。
これで、
「ノートを書くということだけで
自分を認めてくれる人がいる」
ということを意識させるのです。
これだけでもお子さんのノートの内容は
徐々に改善されていきます。
ぜひ中学三年生のお子さんを持つあなたは
今からでも学校の成績を
上げることは十分できますので
実践してくださいね。
そしてこうした取り組みは
現状お子さんの成績が悪くても
高校入試の際の調査書の内容を改善していき
結果的に
お子さんの第一志望校合格というところまで
大きく影響させることができます。
逆に、
このような調査書の内容を
改善させていく取り組みを
一切行っていかないと
結果的に第一志望校の合格率を
上げていくことは難しくなります。
まずはあなたの
「お子さんのノートをチェックする」
という行動だけで良いので
必ず今日から
実践してくださいね。
今回の内容は以上になります。
本日は、
「調査書の影響とその上げ方」
についてご説明しました。
ここまで読んで頂き
ありがとうございました。