実は大間違い!世間の常識は受験で通じない!?

こんにちは!

 

りょうです!

 

 

 

私の塾では夏休みの勉強の仕方で

このような人がいました。

 

 

もと野球部のA君は、

野球を引退したばかりでしたが、

行きたい高校があるので

 

受験勉強に対してかなり燃えていました。

 

 

 

一方、

吹奏楽部でしたが

中学三年生に上がると同時に引退し

勉強に対して冷静に少しずつ取り組んで行くタイプでした。

 

 

 

夏休み、彼らは塾の夏期講習に勉強しにくるわけですが、

もちろん受験学年ということもあり、

 

授業とは別に自主学習も必ずやらなければならないこと

になるわけです。

 

 

そんな中、A君は

「一日一日やれる限りのことを精一杯勉強していく」

という方針のもと

 

気力が続く日は閉校時間である

夜の10時まで自主学習をしていました。

 

 

一方、Bさんは

「あまり長い時間は続けられないけど少しずつ勉強する」

という方針のもと、

 

毎日必ず

夕方の6時ころまで残って自主学習していました。

 

 

 

そのような生活を続け、

夏休みが終わりました。

 

f:id:mr-bb0914:20170305171149p:plain

 

 

 

 

さあ、彼らが受けたV模擬の点数は

果たしてどちらが勝ったのでしょうか。

 

 

 

勝者はBさんでした。

 

 

 

 

A君は単純計算でも

おそらく夏休み全体を通して

 

Bさんよりも多く

勉強していたのです。

 

 

 

 

ではそれにもかかわらず

そんなA君が負けてしまったのは

なぜなのでしょうか?

 

 

これは、夏休みという長い期間を

有効な使い方をしていたか

 

 

 

というポイントで説明がつきます。

猛勉強 に対する画像結果

 

 

 

 

夏休みは非常に長い期間であるため、

過ごし方によってその影響は

その後の受験勉強や成績に

 

とても大きく影響していきます。

 

 

 

 

A君は確かに、

勉強に対して真面目でした。

 

しかし、Bさんとの最も大きな違いは

「毎日勉強をしていたか」

 

 

ということです。

 

 

 

 

そうなんです。

夏休みに最も成績を上げるためには

 

 

「毎日勉強する」

 

 

という要素が最も大事なのです。

 

猛勉強 に対する画像結果

 

 

 

 

 

 

夏休みに毎日勉強することで挙げられるメリットは

 

1・基礎力がつき、

夏休み後からの入試問題演習に対応できるようになる

 

 

2・勉強の習慣がつき

夏休み後から入試までスパートをかけられるようになる

 

 

3・勉強の継続面の強化ができ、

一度身につけた内容を定着させていけるようになる

 

 

 

逆に夏休みに毎日勉強しないと

 

1・基礎がいつまで経っても固まらず、

入試までに適切な対策が打てなくなる

 

 

2・勉強の習慣化が身につかないため、

いつまでも成績は上がりにくいまま

 

 

3・勉強の継続ができないため、

いつまでもやったことを覚えられない

 

 

 

というような弊害が起きます。

 

 

私の塾の生徒でも

何度も何度も同じ質問を投げかけてくる生徒がいます。

 

 

 

そういった生徒に必ず共通しているのは

 

「夏休みなどの長期休暇に

適切な勉強習慣がつけられなかった」

生徒たちです。

 

分からない に対する画像結果

 

 

 

 

このような事例からも、

夏休みにしっかりと勉強に取り組むことの

大切さはお分かり頂けたと思います。

 

 

 

 

では、

「必ずお子さんには夏休みの間、

毎日、コツコツと勉強させましょう!」

 

 

 

と言われても納得できないですよね。

 

「それができたら

とっくに実行してるわ!!」

 

 

これが至って普通の回答だと思います。

 

 

 

ここからがこの記事の本題です。

 

 

夏休み、

 

 

どのようにすればお子さんに

勉強の習慣を

つけさせることができるのか

 

 

について説明していきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

先ほどの元吹奏楽部のBさんの話を思い出してください。

 

 

Bさんの学習のポイントは

「夏休み中、毎日勉強していた」

 

ということももちろんそうなのですが

 

「少しずつ勉強していた」

 

というところの方が、

夏休み中の勉強の習慣化においては

重要な要素になるのです。

 

 

 

 

「少しずつ勉強していた」

 

のだから

 

「勉強がそんなに苦ではなかった」

ということなのです。

 

 

まずは勉強自体に

「苦痛を感じない」

ということが重要になってくるということですね。

 

勉強 楽しい に対する画像結果

 

さらにもう一つ重要な要素がBさんにはありました。

 

 

 

Bさんは

A君と違って、毎日、闇雲に勉強しなかったのです。

 

 

 

「夏休み中に達成すべきこと」

という大目標と

 

「夏休み中の一週間ごとに達成すべきこと」

という中目標と

 

「明日中に達成すべきこと」

という小目標

 

 

の三つを夏休みが始まる前に

決めていたのです。

 

 

 

この計画のもと

彼女は毎日の勉強を続けていたのです。

 

 

 

 

 

そしてこの勉強の仕方の最大の肝は

「その日の勉強が終わったら遊んでよい」

ということでした。

 

 

仮に勉強がその日に決めたことを

想定していた時間よりも早く終わってしまったら

そのあとの余った時間は

 

受験生にもかかわらず、

遊んでいたのです。

 

 

 

しかし

この「自由時間」

受験勉強にて最も大切なことの一つなのです。

 

 

 

もし仮にあなたが、

 

「何かをしなければならないことがあるのに

家でゴロゴロしている」

というときと

 

「完全にやるべきことがなく、

家でゴロゴロしている」

 

 

というときでは

 

 

どちらの方が

気持ちよく休めますか?

 

 

 

はい。もちろん、後者の

 

「完全にやるべきことがなく、

家でゴロゴロしている」

 

というときだと思います。

 

休日 に対する画像結果

 

それはなぜかというと、

なんの義務にもとらわれていない、

本当に自由な時間を

 

ただ自由に過ごしているからですよね。

 

 

 

 

受験勉強においても同じことです。

自由な時間は必ず一日のうちで作り、

 

 

その日の課題が早く終わったら

そのあとの自由時間は

勉強以外のことならば何をしても良い

 

 

言い換えるならば

 

 

自由時間には

「絶対に勉強のことを考えるな」

 

 

ということです。

 

 

 

これがいわゆる

「メリハリをつける」

ということですね。

 

 

 

 

ですから、お子さんの夏休みの勉強においても

必ずメリハリをつけさせることを意識してください。

 

 

 

 

つまり、

あなたはこの記事を読み終えたらすぐに、

 

 

お子さんの勉強に対しての意識を

変えることを始めましょう。

 

 

 

 

まずはお子さんには

 

「勉強しかしない時間」と

「勉強をしてはならない時間」

 

があることを認識することです。

 

 

 

 

そして、あなたが一日のうちで

確実にお子さんの勉強を見れる時間を確認してください。

 

 

そこで確認した

あなたがお子さんの勉強を見ることのできる時間を

「子供にとっての勉強時間」として設定してください。

 

 

 

これで第一ステップは完了です。

 

 

次に、

お子さんと話しあって

長期休暇の間の

 

 

最終的には何をマスターしていればよいか

という大目標

 

 

途中途中で何を達成できていればよいか

という中目標

 

 

明日はどこまで勉強すればよいか

という小目標

 

一緒に作成してください。

 

 

 

 

ここでポイントとなることは

そこまで大変な量の課題は提示しない

 

ということです。

 

 

 

 

今回の内容は以上になります。

本日は「夏休みの過ごさせ方」の勉強計画の立て方について

お話させて頂きました。

 

 

ここまで読み終えたあなたは、

秒後には頭の中で

 

自分のお子さんに対して、

「勉強をする時間」と

「勉強は絶対にしてはならない時間」

 

の二つがあることを必ず認識してください。

 

 

 

 

 

 

まずはあなたの意識を変えることから始まります。

 

決意 に対する画像結果

 

 

 

 

 

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。